今日は、金環日食がありましたね。

この類いの現象は非常に珍しく、よく「次に見れるのは100年後」とか言いますね。
因に、今回の金環日食は日本で見れるのは25年ぶりです。(前回は1987年の沖縄です)
しかし、今回の様に広範囲で見られる金環日食は約900年ぶりだそうです。
その範囲は、部分日食も含めて日本全国で見る事が出来ました。

東京・静岡・名古屋・京都・高知・鹿児島は金環食帯と呼ばれる地域であり、金環日食を見る事が出来ます。
大都市が集まっているだけあり、日本だけでも約8000万人(日本の総人口の約6割)の人が金環日食を観測できたそうです。

今年は何かと天体イベントが多く
皆既月食、スーパームーン、金環日食、金星の太陽面通過(6月6日)と、四つもあります

皆既月食と金環日食はいいとして、金星の太陽面通過とは?
その名の通り、金星が地球と太陽の間を通過します。
それにより、太陽には本当に小さな点が浮かび上がります。
肉眼で見れるか不安なぐらい小さいです。
でも今回使ったであろう遮光板はまだ捨てずにとっておきましょう(余談ですが、遮光板は光量を10万分の1まで落とすとか…)

で、最後にスーパームーンです
これは月が通常より大きく見える現象で、大きさが14%増し・明るさが30%増しという超特大サービスです。
これは月の軌道が楕円形である事ために起きています。
月と地球が一番近くなる時と、満月のタイミングが重なると起きるようです。


というわけで、天体のお話でした。